もぬけの殻
今月の半ば、当霊園が所有している重機の中折れ部分にセグロセキレイが卵を産みました。
セグロセキレイの卵
その数は5個、それが孵化するのはいつの日かと指折り数えて楽しみにしておりました。
もぬけの殻
ところがついこの間、巣穴を覗いてみたところ、その卵は一つ残らず消えていました。ひょっとしたら飛び立ったのでは?いえいえそんなことはありません。まだ巣を離れるには時期が早すぎるし、ましてや孵化もしていないのに・・・。それじゃいったい誰が持ち去ったのか!?それは言うまでもなく、鳥の天敵『アオダイショウ』の仕業なのです。その証拠に、近頃は頻繁にコイツの姿を見かけておりまして、十分に気を付けなければと思っていた矢先だったのでございます。
今は無き巣穴
ちょっと気を許したすきにこんなことになってしまって本当に残念でございますが、それもこれも自然界の掟でございまして、我々人間にはどうすることもできないのでございます。
そのあと、せっかく親鳥がこしらえた巣穴をきれいに撤去いたしました。
親鳥
しかし、親鳥たちはその場所から離れようともしません。それもそのはず、その親鳥たちは誰よりも悲しんでいるのですから・・・。
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