自然界の掟
巡回中
一昨日、当霊園内を巡回中のこと・・・何気なく足下を見たら、何とそこには一匹のタヌキがうずくまっておりました。
野生のタヌキ
そのタヌキ、近付いても微動だにせず、ただジッと遠くを眺めているばかり。「こんにちは・・・」と声をかけても反応なし。もしかしたら腹が減って動けないのか、あるいはどこか怪我でもしたのでしょうか・・・。
元気がないタヌキ
そこで早速、皮を剥いたリンゴ2切れを差し出してみましたが見向きもしませんでした。
翌日(昨日)
その翌日、またタヌキのところへ足を運び様子を窺ったところ・・・可哀そうなことに息も絶え絶えの状態でした。何とか助けてあげたい気持ちでいっぱいでしたが、これもまた自然界の掟であり人間が手を出すべきではないこと。そんなもどかしさを感じながらも、ひとまずその場を離れました。
変わり果てた姿に
そしてつい先ほど現地を確認したところ、そのタヌキは残念ながら変わり果て姿に・・・。
穴掘り作業
その後まもなくして、このタヌキの亡き骸を葬るため敷地の一角に穴を掘りました。職業上、このままにしておく訳にはいきませんし、ましてやタヌキだって成仏できません。
タヌキの墓
そしてタヌキを埋葬した後、その上に近くに転がっていた石ころをお墓の代わりとして置いてまいりました。合掌
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