気まぐれな天気
西日本を中心とする記録的豪雨により、各地では河川の氾濫・土砂崩れ等が発生し甚大な被害が発生致しました。この災害 により亡くなられた方々に対しては心より御冥福を申し上げますとともに、御遺族の皆様に衷心よりお悔やみを申し上げます。
渇水状態が続く立谷川
さて山形県では、西日本とは正反対に雨が降らない日が続き、深刻な水不足に陥っているところでございます。
まるで池のよう
べにばな霊園のそばを流れる清流『立谷川』も、現在はほんのわずかな流れしかなく、まるで池のように淀んでおります。泳いでいる魚たちも、酸欠状態なのか水面に顔を出しては口をパクパクさせております。ところで、この状態は今に始まったことではなく6月の初め頃からず~っと続いておりまして、これが長引けば草木や作物にも大きな影響を及ぼすことでしょう。どうにかならないかと思っても、これだけはお天道様にすがるしかありません。あと1ヵ月もすればお盆がやってきます。それまでは天気も落ち着きを取り戻し、ゆっくりとお墓参りをしたいものでございます。
思い出のある木
一昨日、山形県内は猛烈な暑さに見舞われました。その中で一番暑かったのが山形市内で、最高気温はなんと37.5℃を記録したということで全国トップ、それにしても山形というところは寒暖の差が激しいところでございますね。さて、いよいよ本日から7月でございますが、本格的な暑さはこれから・・・体調を崩さぬよう十分に気を付けて今夏を過ごしたいものでございます。
本日のべにばな霊園
そんな中、今朝は早くから樹木や芝生に水を与えておりました。植物だって、水分を補給しなければすぐに弱って枯れてしまいます。そうならないようにと、近頃は毎日それを実行しておりますが、いかんせん一人で作業をしてますので、むしろこっちのほうが疲れ気味でございます。
永代供養塔『やすらぎの塔』
ところで、園内の一角には永代供養塔『やすらぎの塔』がございますが、先月、その周りに樹木を植えました。実はこれ、当霊園のご契約者様から頂いたものでして、以前はそのお客様の敷地内に植えられていました。それを大事に育てていたのはご主人、ところがそのご主人は不治の病に倒れ、残念なことに2年前に亡くなってしまったのです。そこで、奥様からこんな要望がありました。それは、最愛の旦那様が眠っているお墓の近くにその樹木を移してもらえないかということ。そんなことならお安い御用ということで、その樹木をこの永代供養塔の周りに移植することになったのでございます。
オオヤマザクラ
ちなみにその樹木は2種類ありまして、片方は5本のモミジ、もう片方は1本のオオヤマザクラです。ただそのオオヤマザクラですが、この頃はめっぽう元気がなくて、日を追うごとに花びらが散り始め今では残すところたった一枚になってしまったのです。いったい何が原因かはわかりませんが、なんとか息を吹き返してほしいものでございます。
芝ざくら写真コンテスト結果発表!
第3回立谷川「芝ざくらまつり」の協賛企画として今年も「芝ざくら写真コンテスト」を開催いたしました。
6月7日(木)に審査会を開催し、入賞作品が決定いたしました。
6月24日(日)に表彰式が行われ、例年以上の作品に驚嘆の声が上がりました。
第3回写真コンテスト表彰作品
永代供養塔のしくみ
つい先ほど、あるお客様がご相談にやってきました。それで、なんの相談かと尋ねますと「実は私の姉のことなんですけど・・・姉は今まで息子と二人暮らしだったんですが、この度大切な一人息子を亡くしとても悲しんでいます。そこで、その息子のお墓を建ててやりたいということになったんですが、ただこの先誰がそのお墓を守っていくか、姉(70歳)が生きている限りは大丈夫でしょうが、そのあとを考えるとどうしたらいいものか・・・何分、そういったことに関してはまるっきり素人なもので、その辺のところを詳しくお聞きしたいのですが・・・」
近頃は、そういった内容のお問い合わせが多く寄せられております。お墓を建立するということは一生に一度あるかないか、ましてやそのご家族のご先祖様が眠る終の棲家な訳ですから、ず~っと守り続けていかなければなりません。しかし、そのお墓を承継する方がいなければ、せっかくお墓を建ててもいずれは無縁仏になってしまいます。
永代供養塔『やすらぎの塔』
そこで、そのお客様には永代供養墓をお勧めしてみました。
供養塔室内
この供養塔は、室内には90個のロッカーが設けられておりまして、7年間そのお遺骨を保管できるようになってます。その間は、この室内において法要を執り行うこともできますし、いつでもお参りができます。それが過ぎますと、この建物の地下にある納骨室へお遺骨を移動させていただき合祀となります。もちろん、合祀後も通常通りのお参りができます。ちなみにこの供養塔は、最初のご契約時の契約金(ロッカー式35万円、合祀30万円)以外は一切かかりません。まずは一度、ご見学を。
水不足に悩まされております
清流立谷川
近頃はまとまった雨が降らないため、川の水はほんの僅かしか流れておらず干しあがった状態になっております。聞くところによると、近畿、東海、関東甲信はすでに梅雨入りしたということですが、東北の梅雨入りはいつのことやら・・・それが待ち遠しい今日この頃でございます。
ところで、雨が降らなくてもまったく関係なしに元気なのは雑草でございます。ちなみに上の写真は『カラスノエンドウ』というソラマメ属の越年草でございまして、食べられないことはないですが一応雑草として分類されているようでございます。それがまたすごい勢いで広がっていくもんですから、知らず知らずのうちに辺りを埋め尽くしてしまいます。それにしても、この名前がとってもユニークでございますね。別にどこかの遠藤さんが名付けたわけではないと思いますが・・・。
ナデシコを植える
一方こちらは当霊園の参道・・・つい最近、この通路の一角に花壇を設けまして、そこにはピンクの花が咲くナデシコを植えてみました。
芝ざくらを植える
さらにこちらは芝桜・・・ところが先にも述べた通り、待望の雨は降らずで、その代わりわたくしが朝晩水を与えながら注意深く見守っているところでろございます。この花たちは、雑草と違い手を加えてやらなければすぐに枯れてしまいます。ですが、自力で育つようになればこっちのもの、いつかはきれいな花を咲かせることでしょう。
もぬけの殻
今月の半ば、当霊園が所有している重機の中折れ部分にセグロセキレイが卵を産みました。
セグロセキレイの卵
その数は5個、それが孵化するのはいつの日かと指折り数えて楽しみにしておりました。
もぬけの殻
ところがついこの間、巣穴を覗いてみたところ、その卵は一つ残らず消えていました。ひょっとしたら飛び立ったのでは?いえいえそんなことはありません。まだ巣を離れるには時期が早すぎるし、ましてや孵化もしていないのに・・・。それじゃいったい誰が持ち去ったのか!?それは言うまでもなく、鳥の天敵『アオダイショウ』の仕業なのです。その証拠に、近頃は頻繁にコイツの姿を見かけておりまして、十分に気を付けなければと思っていた矢先だったのでございます。
今は無き巣穴
ちょっと気を許したすきにこんなことになってしまって本当に残念でございますが、それもこれも自然界の掟でございまして、我々人間にはどうすることもできないのでございます。
そのあと、せっかく親鳥がこしらえた巣穴をきれいに撤去いたしました。
親鳥
しかし、親鳥たちはその場所から離れようともしません。それもそのはず、その親鳥たちは誰よりも悲しんでいるのですから・・・。
べにばな霊園の生き物たち
ニホンザル
丁度1週間前、当霊園事務所のすぐ裏手にある山の麓にサルが降りてきました。そのサルは、人を小ばかにしたような顔つきでこっちをジロジロ・・・。
威嚇するサル
そうかと思えば、ものすご叫び声を出して威嚇しておりました。
イチゴ畑
それで何しにやってきたかというと・・・わたくしが手塩にかけて育てているイチゴ畑の偵察。コイツたちはイチゴが大好物、それがこの霊園内にあることを知ってか毎年この季節になるとやってくるのでございます。その日はまだ花が咲いたばかりで、何も手を付けずに山へ帰っていきました。
本日のイチゴ畑
ところが今朝、何気なくイチゴ畑に近づいてみると・・・。
犯人は誰だ!?
そこには、イチゴを食べ終わったときのヘタが散乱しておりました。いったい誰がこんなことを・・・こっちは収穫の時期を楽しみにして待っているというのに、ましてやまだ熟してもいないのに。それは言うまでもなくサルの仕業、ほんとに腹が立つやら・・・といっても、このサルたちだって腹が空いているからやってくるのでありまして、だったら少しぐらいは分けてやろうかと思っている次第でございます。
セグロセキレイ
ところで、当霊園の周りに棲んでいる生き物はサルばかりではありません。
ちなみに上の写真はセグロセキレイ・・人懐っこい性格のこの鳥は、人が近づいても恐れることなく辺りを飛び回っております。
セグロセキレイのヒナ(4月25日現在)
そしてこれがそのヒナドリ・・・これは4月25日に撮影した写真ですが、その直後5羽全部が巣を離れ、今では霊園内を自由に飛び回っております。
またもや産卵
ところが一昨日、また同じところに卵が産みつけられておりました。
産卵場所
ちなみに今回の卵は別の親鳥が産んだものですが、どうやらわたくしが日頃使用している重機は鳥たちの産卵場所になっているようでございます。
卵を温めている親鳥
こうやって自然の生き物たちを観察していると、楽しくて仕方ありません。いっそのこと、べにばな動物園の飼育係にでもなったほうがいいかもしれませんね。
まつりの後の静けさ
立谷川 芝ざくらまつり
先月の29日から始まった『立谷川 芝ざくらまつり』ですが、おかげさまで連日大好評でございました。訪れた見物客は、驚くなかれ推定で6万人を超えたようでございます。
べにばな霊園 駐車場
その期間中には、当霊園の駐車場において様々な催しものがあり、またその一角には露店や山菜の直売所が並び、まさにお祭り気分でございました。
現在の芝桜回廊
そして今日、立谷川の辺はひっそりと静まり返っております。あれほど賑やかだった芝桜回廊でしたが、そこには見物客の姿もありません。そんな光景を眺めていると、何だか寂しい気も致します。
大森赤石橋
立谷川に架かる大森赤石橋もこの通り・・・人の歩く姿もなく、ただノボリが風になびいているだけでございました。
子は宝
立谷川の芝桜
先週一週間はお日柄も良く、立谷川の辺は見物客でそりゃもう大賑わいでございました。
雨の立谷川
ところが、昨日今日と雨降りの天気が続いておりまして・・・本日の立谷川はひっそりと静まり返っております。まあたまにはこういう日もあっていいのではと、そう思いながら今日は朝からのんびりと過ごしているところでございます。
大きく成長したセグロセキレイのヒナドリ
ところで先日もお伝えしたセグロセキレイのヒナドリですが、近頃は日を追うごとにその成長が目覚ましく、今では巣穴からはみ出しそうになるほど大きくなりました。今では産毛も羽毛に変わりつつ、段々と鳥らしくなってまいりました。巣立ちまではもう少し時間を要すると思われますが、その日が来るのをとても楽しみしているところです。
ヒナドリたちのおかあさん
一方ヒナドリたちのおかあさんは、巣の周りを朝から晩までひっきりなしに飛び回っております。子どもたちのエサ探しやら、そうかと思えば外敵から子を守るために命がけなのでございます。子は宝とよく申しますが、それは人間も鳥も同じなのでございますね。